師が走ると書く、師走です。はるか薬局の薬剤師も走ります。
新型コロナウイルス感染症治療薬を持って、患者さんの家までお届けします。
(※処方箋に「COV自宅」と記載されている場合、コロナウイルスの感染を
広げさせないために薬を患家まで届けるものとされる)
コロナの経口治療薬は、今まで「ラゲブリオカプセル」「パキロビッドパック」
のみでしたが、このたび塩野義製薬の「ゾコーバ」が緊急承認されました。
初の国産の治療薬であり、重症化リスク因子のない軽症の患者にも使用できる
ことなどから期待される一方で、有効性が今一つ明らかでないという指摘も。
(※新型コロナの症状の消失まで、プラセボでは8日間を要したが、ゾコーバは
7日間を要した。また、重症化抑制効果を裏付けるデータが得られていない)
薬物治療の選択肢が増えるのはよいですが、何よりまず感染を避けたいですね。
走ると言えば、先日、夕日がきれいだったので、カメラをつかんで一走り。
日沈前になんとか撮影ポイントの幣舞橋に着いて、釧路港の夕日をパシャリ。
何かと慌ただしい年末。走りながら考え、考えながら走る日々になりそうです。
(薬剤師:岡部 正史)