暑かった北海道もようやく涼しくなったか、と思ったのもつかの間のこと、一気に寒くなってまいりました。
そんな中、会社のボイラーが故障。お取り換えとなりました。
時期を同じくして、自宅のガスストーブも故障。代替機が入りました。
そんなこんなで寒さに見舞われたせいなのか、体調を崩しました。
熱はないのですが、のどが痛くなり、咳が出はじめました。日中は治まり、よくなったかと思えば夕刻になるとまた出はじめる、という感じです。
日中は交感神経が優位であるため、炎症によって気道狭窄が多少起きていたにせよ、アドレナリンβ2受容体刺激作用で気管支が拡張されていますが、夜間は副交感神経の支配に切り替わって気道が狭くなり、咳が出るのでしょうか? 日中はステロイドホルモンであるコルチゾールの抗炎症作用も影響しているかもしれません。
病態生理学で習ったような気もしますが、自律神経や恒常性維持のいとなみってすごいかも!と思いました。
しかしながら、機械も、身体も、だんだんと不具合が出てくるのかもしれません。季節の変わり目ですが、みなさまも、どうかお大事になさってください。

(薬剤師:岡部 正史)